ページ管理問題の対症療法ツールですが、とりあえず完成バージョンとして専用ページに解説付きで置きました。
http://momogumi.nanairo.com/diary2/page/cmc_manager

昨年末のVer0.32からの差分はほとんどなし。
自身が人柱となって冬コミの原稿にて、ちょいちょいリネームと最適化をかけてましたが、特に不具合もなく、また他の利用者からの不具合報告もなかったので、とりあえず完成とします。
もっとも、全機能においてテストしたわけでもないですけど。

最適化についてですが専用ページにも書きましたが、最終保存ファイルとする場合はちょっとしたコツで、ファイルサイズが小さくできます。
具体的には、キャンバスのサイズを、横方向に2ピクセル拡大して、2ピクセル縮小するという手順を踏んでから保存。
その後、最適化保存をかけると、サイズはグンと小さくなります。

「拡大縮小作戦」はネットの情報として知っていたのですが、その原理について当初の私の予想としては、レイヤーの移動コマンドなどでキャンバスサイズからはみ出た部分を、この拡大縮小によりカットしてるのではないかと考えていました。
Photoshopでもかつてのバージョンではそういった処理がされており。
なので、情報が欠落してしまうと思いこみ、この「拡大縮小作戦」は使ってませんでした。

今回、lipファイルの中身を調べてみたのですが、先の予想は違ってまして。

lipファイルには、なんと、50%表示、25%表示、12.5%表示用などの画像データも保存されてるようです。
(おそらく、公式サポート掲示板でキャッシュデータと呼ばれているもの?)
ファイル保存形式の仕様としては、どうだろうとも思いますが、何らかの事情(たとえば、DBをオンメモリで使ってる、ファイル読み込み直後の拡大縮小表示の体感速度をより重視したとか)があるのでしょう。
で、先の拡大縮小作業をすると、この、縮小表示用のデータが破棄されます。
ただし、この破棄はあくまでメタデータ上での破棄であり、物理的なデータは残ってます。
この状態で、最適化保存をすると、この縮小表示用のデータが実際に廃棄されるため、ファイルサイズが削減されます。
ただし、再度、編集作業をすると、また縮小表示用のデータが作られ、サイズも戻ってしまいます。
というわけで、この「拡大縮小作戦」は、保存のたびにするようなものではなく、あくまで、作品を完成してメディアに保存しておく、最終保存ファイルとしては有効でしょう。

今回、キャッシュデータの削除処理を本ツールに組み込んでしまおうかと、軽く試してみましたが、確実にうまくいく方法が簡単にはみつからなかったので、先送りとしました。
まぁ、要らないような気もしてまして・・・

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