今週末(6/21)のとら祭り発行予定で、ロウきゅーぶ!本の総集編の原稿を入稿しました。
表紙はこんな感じです。

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ロウきゅーぶ!本はオフセットだけでも5冊発行しました。
私にしてはたくさん出したw
1作品の2次創作としては過去最多です。
うち、最後のフルカラー本以外は完売してますので、そろそろ、総集編というわけ。
実は今までに一度も総集編の類は出したことなく、初総集編!

内容は上記の完売した4冊の再録+オフセット未掲載のコピー誌で発行した1作です。
4冊の再録分については、イラストと一部のショート漫画はページ数の都合で割愛しました。
お世話になってる印刷会社のねこのしっぽさんでは、100pを超えると特別な締め切りと料金なので100pに抑えることにしました。

再録分ですが、一部、手直しと、仕上げ方法を変更してます。
1,2冊目の頃は、つけペンやシャーペンで主線を描いたものをスキャナでPCに取りこんでます。
それに、グレースケール(薄墨で仕上げたような効果)で、PC上で影を入れてます。
今回の総集編ではグレースケールではなく、網点化(トーンで仕上げたような効果)にしました。

1,2冊目は後にカラー化して、影の入れ方がシャープになった原稿があるので、それに網点化もいいかもと。
仕上げ方法は、どちらがいいというわけでもなく、好みの範疇なのですが、再録するなら別の仕上げにということに。

3,4冊目については、フルデジタル化した後の作品で、ペン入れも液晶タブレットでしました。
こちらは、グレースケール影ですが、濃さの調整程度はしましたが、あまり手は加えてません。

見直して思ったことは、それぞれで主線の手法が違ってました。
1冊目 -> 紙-つけぺん(紙原稿に丸ペン)
2冊目 -> 紙-シャーペン(紙原稿に0.3mmのシャーペン)
3冊目 -> 液晶タブレット-つけペン(デジタル処理でつけペンのシミュレート)
4冊目 -> 液晶タブレット-シャーペン(デジタル処理でシャーペンのシミュレート)

こうしてみると、紙に丸ペンが、いちばんえっちな線でいい!
手間はかかるけど、手グセによる線の味ってあるんだなぁと今さらに感心。
もちろん、液晶タブレットでもペンツールのパラメータを調整したり、線を引いた後にさらに手を加えていけばいいんだと、ついつい、そのままでも綺麗な線になってるからやらない。
だいたい、そのあたりの工程の頃はスケジュールおしてるから、怠けちゃう。
フルデジタルの楽さを享受した現状では、紙原稿に戻るということはないでしょうから、もうちょい、気にかけるべきだと感じました。

あと、最近は局部の修正基準がきつめなので、そのあたりも変更入ってます。
このあたりのグチはそのうちまたw

とら祭りでの発行になりますで、幕張なのですがよかったら、よろしくです。
あと、イベント後になりますが、とらのあなさんにも委託販売する予定です。

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